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長生きする宿根草8選——一度植えたら何十年も楽しめる品種をプロが厳選

「長生きする宿根草」って、具体的にどの植物を選べばいいのか、迷っているあなたに、はっきりお答えします。一度植えたら何十年も楽しめる宿根草は、確かに存在します。私も庭づくりを始めた頃は、毎年花壇の植え替えに追われて、時間もお金も無駄にしていました。でも、長生きする宿根草を選ぶようになってから、春の植え付け作業が激減し、庭の風景が安定して、本当に落ち着く空間になりました。あなたも、毎年同じ場所で、同じ花を楽しめる安心感を味わってみたくないですか?この記事では、私が実際に育ててみて、20年以上、場所によっては50年以上も同じ場所で育ち続けると実感した、おすすめの宿根草を8種類紹介します。ただし、「長生き」と言っても、日当たりや土の状態、あなたの育て方次第で寿命は大きく変わります。「植えっぱなしで大丈夫」なんて安易に考えていると、数年で消えてしまうことも。私の失敗談も交えながら、本当に長持ちさせるための植え付けのコツもお伝えするので、最後まで読んで、あなたの庭にぴったりの植物を見つけてくださいね。

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長く咲き続ける宿根草——一度植えたら何十年も楽しめる8選

庭づくりって、本当に時間とお金と愛情がかかるものですよね。私も最初の年に、あれこれ苗を買って植えたけど、翌年には半分くらい消えちゃってがっかりした経験があります。でも、長生きする宿根草を選べば、そんな悲しい思いをしなくて済むんです。あなたも、一度植えたら何年も花を楽しめる植物を探しているんじゃないでしょうか?

長生きする宿根草というのは、20年以上、場合によっては50年以上も同じ場所で育ち続ける植物のこと。しかも、手入れはそこまで難しくない。私が実際に庭で育ててみて、これは本当に頼りになるなと感じた品種を中心に、8種類を紹介します。ただし、注意してほしいのは、日当たりや土の状態、気候によって育ち方が全然違うってこと。あなたの庭の環境に合ったものを選ぶのが、何より大事です。

1. シャクヤク(ピオニー)

シャクヤクは、庭に植えるなら絶対に外せない存在です。私の祖母の家にあったシャクヤクは、もう40年以上も咲き続けていて、毎年ゴールデンウィーク頃に大きな花を見せてくれます。

この植物のすごいところは、最低でも50年は生きるってこと。実際、イギリスやアメリカの古い庭園では、100年以上前のシャクヤクが今も咲いている例があります。しかも、特別な手入れはほとんどいらない。日当たりのいい場所に植えて、水はけの良い土を用意すればOK。一つだけ気をつけるのは、植える深さ。芽が土の表面から2〜3cmくらいの深さになるように植えないと、花が咲かないんです。私も最初、深く植えすぎて3年も花が咲かず、焦りました。でも、植え直したら次の年から見事に咲いてくれました。品種では「サラ・ベルンハルト」や「カール・ローゼンフィールド」が特に長持ちすることで知られています。

2. ヘメロカリス(デイリリー)

一日花だから「デイリリー」という名前ですが、株全体としては何週間も咲き続けます。しかも、一度根づけば20年、30年は当たり前。私の庭では、植えてから15年経った株が今も毎年たくさんの花を咲かせています。

色のバリエーションがすごく豊富で、オレンジ、黄色、ピンク、赤、紫と、選ぶのに迷うくらい。しかも、とても強健で、ほったらかしでも育つ。私が一番驚いたのは、植えっぱなしでも増えていくこと。ただし、あまり混み合ってくると花付きが悪くなるので、3〜5年に一度は株分けしたほうがいいです。株分けって聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際はスコップで株を割って、別の場所に植え直すだけ。簡単ですよ。私はよく近所の人に「増えすぎたから」って株分けしたものをあげています。誰でも育てられる、本当に初心者向けの宿根草です。

長生きする宿根草8選——一度植えたら何十年も楽しめる品種をプロが厳選 Photos provided by pixabay

3. スイセン

スイセンって、球根植物だからあまり長持ちしないと思っていませんか?実は、チューリップと違って、スイセンは年々増えていくタイプなんです。私の実家の庭にあるスイセンは、母が結婚したときに植えたもので、もう30年以上経つのに、毎年春になるとあちこちに広がって咲いています。

スイセンのすごいところは、自然に増えて「自然化」すること。つまり、手をかけなくてもどんどん株が増えて、あたり一面に広がっていくんです。適した環境なら、半永久的に生き続けるとも言われています。日当たりのいい場所から半日陰まで適応できるし、土もあまり選ばない。球根を植える深さは、球根の高さの3倍くらいが目安です。私がよくやるのは、秋にまとめて50球くらい植えて、春にその場所が一面黄色になるのを楽しむこと。この光景は本当に感動的です。スイセンは、「一度植えたら何十年も楽しめる」という意味で、コスパ最強の宿根草だと思います。

4. ギボウシ(ホスタ)

日陰の庭には、ギボウシが絶対におすすめです。花ももちろんきれいですが、この植物の主役は葉っぱ。青みがかったもの、斑入りのもの、黄色がかったものと、種類によって葉の色や形が全然違うので、コレクションしたくなります。

ギボウシの寿命は、ちゃんと育てれば20〜30年以上。私の知り合いのガーデナーは、40年ものの巨大な株を持っています。日陰で育つ植物って、意外と長生きするものが多いんですが、ギボウシはその代表格。しかも、年々株が大きくなって、見応えが増していくのが魅力です。ただし、ナメクジとカタツムリには注意。ギボウシの柔らかい葉っぱは、彼らにとってごちそうなんです。私は春先に、株の周りに珪藻土をまいて対策しています。あと、日当たりが強すぎると葉焼けするので、午前中だけ日が当たる場所か、木漏れ日が差す場所が理想的です。斑入りの品種は特に、日陰で育てると色がきれいに出ますよ。

5. バラ

「バラは難しい」ってよく言われますが、それは品種選び次第です。確かに、ハイブリッド・ティー系のバラは手間がかかります。でも、シュラブローズやオールドローズ(古い品種のバラ)は、まったくの別物。丈夫で病気にも強く、何十年も咲き続けます。

私が特におすすめしたいのは、つるバラの「セシル・ブルンナー」。この品種は、なんと100年以上生きることもあると言われていて、実際にアメリカのカリフォルニアには、1880年代に植えられた株が今も咲いているそうです。バラを長生きさせるコツは、植え付けのときにしっかりと堆肥を混ぜ込むことと、毎年春に有機肥料を与えること。あと、剪定を怖がらないこと。私も最初は「切ったら枯れないかな」と心配でしたが、バラはちゃんと切ったほうが新しい枝が出てきて、花付きがよくなります。剪定の基本は、細い枝と古い枝を根元から切ること。これを毎年やるだけで、バラは30年、50年と元気に育ちます。

長生きする宿根草8選——一度植えたら何十年も楽しめる品種をプロが厳選 Photos provided by pixabay

3. スイセン

バプティシアは、あまり知られていませんが、実はすごく長持ちする宿根草です。ルピナスに似た花を春に咲かせて、秋には黒い種のさやができて、それもまた風情があります。私の庭では、植えてから10年経った株が、今も毎年たくさんの花をつけています。

この植物の特徴は、深くまっすぐに伸びる根(直根)を持つこと。この根のおかげで、乾燥に強く、一度根づけば水やりをほとんど忘れても大丈夫。寿命は20〜30年と言われていますが、適した環境ならもっと長く生きることもあります。ただし、成長がゆっくりなので、苗を買うときは、ある程度大きくなったものを選んだほうがいいです。種から育てると、花が咲くまでに3年くらいかかることもあります。私も最初は種から挑戦しましたが、2年目で挫折して、結局3年目の株を買い直しました。日当たりのいい場所から半日陰まで適応しますが、花付きをよくしたいなら、日当たりのいい場所に植えるのがおすすめです。

7. ヘレボルス(クリスマスローズ)

クリスマスローズって、冬の終わりから春先にかけて咲く、貴重な存在です。私の庭では、2月のまだ寒い時期に、この花が咲き始めると「ああ、春が来るんだな」と感じます。しかも、一度植えたら30〜40年は楽しめるという、コスパの良さ。

ヘレボルスがすごいのは、日陰でも元気に育つこと。しかも、一度根づけばほとんど手入れがいらない。私が特に気に入っているのは、花が下を向いて咲く姿。うつむき加減に咲く花は、見ようによっては「恥ずかしがり屋さん」みたいで、とても愛らしいんです。品種は本当にたくさんあって、白、ピンク、紫、グリーン、そして斑点入りのものまで。私は、白い花にピンクの斑点が入った「ダブルエレン・ピンク」という品種を育てていますが、毎年2月になると、雪の中から顔を出すように咲いてくれます。注意点としては、植え付けのときに、根を傷めないように優しく扱うこと。あと、夏の強い日差しが苦手なので、落葉樹の下など、夏に日陰になる場所が理想的です。

8. アイリス(アヤメ・ジャーマンアイリス)

アイリスは、その優雅な花の形が魅力的です。特に、ジャーマンアイリスとシベリアアイリスは、長生きすることで有名。私の祖母からもらったジャーマンアイリスは、もう20年以上経ちますが、毎年6月になると見事な紫色の花を咲かせます。

ジャーマンアイリスの寿命は、ちゃんと管理すれば20〜25年。ただし、3〜5年に一度は株分けが必要です。株分けをしないと、根が混み合って花付きがどんどん悪くなります。私も最初は「株分けしなくても大丈夫かな」と甘く見ていましたが、5年目に花が3つしか咲かなくて、慌てて株分けしました。すると、次の年には20以上の花が咲いてくれて、びっくりしました。一方、シベリアアイリスは、株分けの必要がほとんどなく、30年以上生きることもあります。どちらも、日当たりのいい場所と水はけの良い土が好き。ジャーマンアイリスは特に、根(ラビット)が土の表面に出ているくらいがちょうどいいんです。深く植えすぎると腐るので、注意してください。

長生きする宿根草を選ぶときに見ておきたいポイント

ここまで8種類の長生きする宿根草を紹介しましたが、「じゃあ、どれを選べばいいの?」と迷う人も多いはず。私も最初は、花の写真だけで選んで、後で「この場所、日陰だった…」と後悔したことがあります。だからこそ、植える前にチェックしてほしいポイントが3つあります。これを知っておくだけで、失敗がグッと減りますよ。

長生きする宿根草8選——一度植えたら何十年も楽しめる品種をプロが厳選 Photos provided by pixabay

3. スイセン

まず、一番大事なのは、庭の日当たりをちゃんと把握することです。「うちの庭は日当たりがいい」と思っていても、実際に1日の中でどれくらい日が当たるか、測ってみると意外と違うものです。

私が実際にやっている方法は、春と夏に、庭の数カ所で「朝から夕方まで、何時間日が当たるか」を記録すること。これで、「日なた(6時間以上)」「半日陰(3〜6時間)」「日陰(3時間未満)」の3つに分類できます。例えば、シャクヤクやバラ、アイリスは日なたが必要。一方、ギボウシやヘレボルスは日陰でも十分育ちます。また、土の状態も大事。水はけが悪いと、根腐れを起こして枯れてしまうことがあります。私は、植える前に、一度スコップで30cmくらい掘ってみて、水がたまらないか確認するようにしています。もし水はけが悪いなら、腐葉土やパーライトを混ぜて土を改良するといいですよ。

成長のスピードと広がり方を知っておく

宿根草は、成長のスピードが品種によって全然違います。「早く庭を埋めたい」と思うなら、ヘメロカリスやギボウシのような、成長が早くて株が広がるタイプを選ぶといいでしょう。

一方、バプティシアのように、成長がゆっくりで、あまり広がらないタイプもあります。バプティシアは、植えてから3年目くらいまでは「全然大きくならないな」と感じるかもしれません。でも、5年目、10年目と経つにつれて、見違えるように立派になって、存在感を発揮します。私の庭では、バプティシアを花壇の後ろ側に植えていますが、成長が遅いので、最初の数年は前の植物で隠れてしまって、存在を忘れかけたこともありました。でも、今では高さが1.2mくらいになって、花壇の主役の一つになっています。また、ヘメロカリスやスイセンのように、どんどん増えて広がるタイプは、植える場所に余裕を持たせるか、あらかじめ「ここまで」という範囲を決めておくのがおすすめです。私は、ヘメロカリスを花壇の境界線に沿って植えていますが、5年も経つと幅が1m以上に広がって、隣の植物に覆いかぶさりそうになりました。結局、株分けして、半分は別の場所に移しました。

植物名平均寿命日当たり開花時期お手入れレベル
シャクヤク50年以上日なた晩春〜初夏簡単
ヘメロカリス20〜30年以上日なた〜半日陰初夏〜夏とても簡単
スイセン半永久的日なた〜半日陰とても簡単
ギボウシ20〜30年以上半日陰〜日陰簡単
バラ(シュラブ系)30〜50年以上日なた春〜秋(繰り返し)やや手間がかかる
バプティシア20〜30年日なた〜半日陰とても簡単
ヘレボルス30〜40年半日陰〜日陰晩冬〜早春とても簡単
アイリス20〜25年(ジャーマン)
30年以上(シベリア)
日なた晩春〜初夏普通(株分けが必要)

この表を見ていただくとわかるように、どの植物にもそれぞれの特徴があって、育てやすさも寿命も違います。私がよく言っているのは、「自分のライフスタイルに合った宿根草を選ぶことが、長続きの秘訣」だということ。例えば、週末しか庭の手入れができない忙しい人には、スイセンやヘレボルス、バプティシアのような「ほったらかしでOK」な品種がぴったりです。一方、剪定や肥料やりを楽しめる人には、バラやシャクヤクがおすすめ。自分に合った植物を選べば、育てるのが苦にならず、結果的に長く楽しめます。

宿根草の植え付けとお手入れ——長生きさせるための3つのコツ

宿根草を長生きさせるには、植え付けのときのちょっとした工夫と、その後の定期的なお手入れが大事です。私も最初は「植えれば勝手に育つだろう」と思っていましたが、いくつかのポイントを押さえるだけで、花の数も寿命も全然変わってくることを実感しました。ここでは、私が実際に試して効果があったコツを紹介します。

植え付けの深さと間隔を間違えない

植え付けの深さを間違えると、宿根草はすぐに弱ってしまいます。特に、シャクヤクやアイリスは、深さにすごく敏感。シャクヤクは芽が土の表面から2〜3cmの深さになるように、アイリスは根の上部が土の表面から出るくらいの浅さで植えるのが正解です。

私が初めてシャクヤクを植えたときは、「深く植えたほうが安定するかな」と思って、芽を5cmくらい埋めてしまいました。結果、3年間花が咲かず、調べてみたら「深植えが原因」と判明。慌てて掘り起こして植え直したら、次の年から見事に咲いてくれました。この経験から、植え付けの前に、その植物の「適正な深さ」を必ず調べるようにしています。また、植え付けの間隔も大事。特に、ギボウシやヘメロカリスは、成長して株が大きくなることを見越して、十分なスペースを確保する必要があります。私の失敗例で言うと、ギボウシを30cm間隔で植えたら、3年後には株同士がぶつかり合って、形が悪くなってしまいました。今は、大きくなる品種は60cm以上、中くらいの品種は40cm以上は間隔を空けるようにしています。

定期的な株分けで、若返りを促す

「株分けって難しそう」と思うかもしれませんが、実はとても簡単です。特に、ヘメロカリスやアイリス、ギボウシは、3〜5年に一度株分けするだけで、花付きが劇的に良くなります。株分けをしないで放っておくと、根が混み合って栄養が行き渡らず、花が減ったり、真ん中が枯れてきたりします。

株分けのタイミングは、春か秋がベスト。やり方は、株をスコップで丸ごと掘り起こして、手かナイフで2〜3つに割るだけ。私は、株分けしたものを、自分の庭の別の場所に植えたり、近所の人にあげたりしています。実は、株分けにはもう一つ大事な意味があって、それは「老化を防ぐ」こと。植物も生き物なので、同じ場所に長くいると、土の中の栄養が偏ったり、根が老化したりします。株分けをして新しい土に植えることで、植物が若返って、さらに長生きするんです。私の経験では、株分けした翌年は、花の数が1.5倍から2倍に増えることが多いです。ただし、バプティシアやシャクヤクは、株分けを嫌うので注意。バプティシアは直根が深く伸びているので、掘り起こすと傷ついて枯れることがあります。シャクヤクも、株分けすると回復に2年くらいかかるので、基本的には植えっぱなしでOKです。

さて、ここまで長生きする宿根草の選び方と育て方について話してきましたが、あなたはどの植物を試してみたいと思いましたか?私がこの記事で一番伝えたいのは、「長生きする宿根草を選べば、庭づくりがもっと楽しくなる」ということ。何年もかけて少しずつ大きくなる姿を見守るのは、育てる人の楽しみの一つです。私も、10年前に植えたシャクヤクが、今年も立派な花を咲かせてくれたときは、本当に嬉しかった。あなたも、ぜひ自分に合った長生きする宿根草を見つけて、何十年も花を楽しめる庭づくりを始めてみてください。

もっと長く楽しむための品種選びのコツ——意外と知られていない長寿の宿根草

さっき紹介した8種類の宿根草はどれも素晴らしいけど、「もっと個性的なものを探している」というあなたにぴったりの品種もあるんです。私が10年以上庭をいじってきて、これは本当におすすめだと思うものを、あといくつか紹介しますね。特に、日陰や乾燥した場所でも平気で育つタイプは、初心者には心強い味方です。

ラベンダー(イングリッシュラベンダー)

ラベンダーって、実はすごく長生きするって知っていましたか?私も最初は「数年でダメになるんじゃないかな」と思っていたんですが、ちゃんと管理すれば15年から20年は楽しめるんですよ。

特に、イングリッシュラベンダー(ラベンダー・アングスティフォリア)は、日本の気候にも合っていて、毎年きれいな紫色の花を咲かせます。私の庭では、南向きの花壇に植えたラベンダーが、植えてから8年経った今でも、毎年6月にいい香りを運んでくれます。ラベンダーを長生きさせるコツは、水はけの良い土と、剪定を欠かさないこと。特に、花が終わった後に、全体の3分の1くらいを切って形を整えると、翌年も花付きが良くなります。注意してほしいのは、日本の梅雨の時期。ジメジメした環境が苦手なので、鉢植えにして、雨の当たらない軒下に移動できるようにするのも一つの手です。私は、地植えのラベンダーには、株元に軽石を敷いて、水はけを良くしています。

エキナセア(ムラサキバレンギク)

エキナセアは、最近とても人気が高まっている宿根草です。鮮やかなピンクやオレンジの花が特徴で、一度植えたら10年から15年は楽しめると言われています。しかも、切り花としても優秀で、私はよく花瓶に生けてリビングに飾っています。

この植物のすごいところは、乾燥と暑さにめっぽう強いこと。私の庭では、夏の直射日光が照りつける場所に植えていますが、水やりを週に1回しかやらなくても、毎年たくさんの花を咲かせてくれます。品種も豊富で、「パウワウワイルドベリー」や「グリーンジュエル」は、花の形がユニークで、見ているだけで楽しいですよ。エキナセアを育てる時の注意点は、冬の湿り気。日本の冬は結構雨が多いので、鉢植えにして、冬だけ雨の当たらない場所に移動すると、長持ちします。私の知り合いのガーデナーは、地植えのエキナセアの周りに、マルチング材を厚めに敷いて、根を寒さと湿気から守っています。これをやるだけで、冬越しの成功率がぐんと上がりますよ。

セダム(マンネングサ)

「セダムって、多肉植物でしょ?」と思うかもしれませんが、実は宿根草としても優秀なんです。特に、「セダム・スペクトビレ」(オオベンケイソウ)は、地面を覆うように広がって、秋にピンクの花を咲かせます。しかも、ほぼ水やり不要で、20年以上生きるという、驚きの耐久性を持っています。

私がセダムを初めて植えたのは、日当たりが良すぎて、他の植物が枯れてしまった場所。そこにセダムを植えたら、まったく問題なく育って、むしろどんどん増えていきました。セダムのすごいところは、根が浅くて、乾燥にめっぽう強いこと。しかも、株分けも挿し芽も簡単で、増やしたい放題。私は、セダムをロックガーデン(石庭)の隙間に植えていますが、3年もすると石の上を覆うように広がって、とても素敵な景観ができました。注意点は、水のやりすぎ。セダムは多肉植物なので、土が常に湿っていると、根腐れを起こして枯れてしまいます。水やりは、土が完全に乾いてから、たっぷりと与えるのが正解です。また、冬は地上部が枯れてしまうので、春までそのままにしておくのがおすすめ。枯れた茎が、冬の間の防寒材代わりになってくれます。

ラムズイヤー(スタキス・ビザンチナ)

ラムズイヤーは、名前の通り「羊の耳」のようにふわふわした葉っぱが特徴の宿根草です。私は、この植物を花壇の縁取りに使っていますが、その柔らかな手触りとシルバーグリーンの葉色が、周りの花を引き立ててくれます。寿命は、ちゃんと育てれば10年から15年は楽しめます。

ラムズイヤーの魅力は、触りたくなるような質感と、どんな花とも合わせやすいこと。私の庭では、ピンクのバラの下にラムズイヤーを植えていますが、シルバーの葉っぱがバラの花をより華やかに見せてくれます。育て方はとても簡単で、日当たりのいい場所に植えて、水はけの良い土を用意すれば、あとはほったらかしでOK。ただし、梅雨の時期に葉っぱが蒸れて腐りやすいので、株元の風通しを良くするために、古い葉っぱをこまめに取り除くのがポイントです。私は、春と秋に、ラムズイヤーの株元をチェックして、黄色くなった葉や傷んだ葉をはさみで切り取っています。これをやるだけで、株全体が健康になって、長く楽しめます。あと、ラムズイヤーは、地面を這うように広がるので、グランドカバーとしても優秀です。私は、庭の斜面に植えて、雑草防止に使っています。

植物名平均寿命日当たり主な特徴お手入れレベル
ラベンダー(イングリッシュ)15〜20年日なた香りが良く、乾燥に強い普通(剪定が必要)
エキナセア10〜15年日なた暑さと乾燥に強く、切り花向きとても簡単
セダム(スペクトビレ)20年以上日なた乾燥に強く、地面を覆うとても簡単
ラムズイヤー10〜15年日なたふわふわした葉っぱが魅力簡単(風通しに注意)

この表を見て、あなたはどの植物に一番惹かれましたか?私は特に、ラベンダーの香りが好きで、庭に出るたびに癒されています。でも、もしあなたが「あまり手間をかけたくない」というなら、セダムやエキナセアがぴったりですよ。植物選びは、自分の好みとライフスタイルに合わせるのが一番大事です。私も最初は「花がきれいなもの」だけを選んでいましたが、今では「手間がかからないか」「自分の庭の環境に合っているか」を優先して選んでいます。

宿根草を長持ちさせるための、季節ごとのお手入れ術

宿根草は一度植えれば何年も楽しめますが、季節ごとにちょっとしたお手入れをしてあげるだけで、さらに長生きしてくれます。私も最初は「春に肥料をやればいいんでしょ」くらいの気持ちでしたが、季節ごとにやるべきことを押さえるだけで、花の数も寿命も全然違うということを実感しました。ここでは、私が実際にやっている季節ごとのお手入れ方法を紹介します。

春:新芽のチェックと、肥料のタイミング

春は、宿根草にとって一番大切な季節です。特に、新芽が出始めたタイミングで、古い茎や枯れた葉っぱを取り除くと、その後の成長がぐんと良くなります。私は、3月から4月にかけて、庭の宿根草を一つずつチェックする習慣をつけています。

具体的な手順としては、まず枯れた茎や葉っぱを根元から切り取ります。これ、めんどくさがってやらないと、カビや病気の原因になるので、必ずやってください。次に、緩効性の化成肥料を、株元にひと握りほどまきます。私は、「マグァンプK」という肥料をよく使いますが、「置き肥」タイプのものなら、一度まけば3ヶ月くらい効き目が続くので、忙しい人にはおすすめです。また、株が大きくなりすぎている場合は、このタイミングで株分けをするのもいいですよ。私の経験では、株分けした宿根草は、新しい土で栄養を吸収して、その年の花付きが良くなることが多いです。ただし、バプティシアやシャクヤクは株分けを嫌うので、この時期はそっとしておいてあげてください

ここで一つ、あなたに質問です。「春の肥料って、どのくらいの量をやればいいのか、いつも迷ってしまう」という経験はありませんか?私も最初は、パッケージの指示通りにやっていましたが、ある年、肥料を多くやりすぎて、葉っぱばかりが育って花が少なくなってしまいました。正解は、「少なめから始めて、足りなければ追加する」ということ。特に、ギボウシやヘメロカリスは、肥料が多すぎると葉っぱが柔らかくなりすぎて、ナメクジの被害に遭いやすくなります。私が今やっているのは、春に一度だけ、株元に一握りの緩効性肥料をまくだけ。それで、ほとんどの宿根草は十分に育ちますよ。

夏:水やりと、暑さ対策のポイント

夏の水やりって、本当に悩みますよね。「毎日やらなきゃいけないの?」「どれくらいの量をあげればいいの?」と、私も最初は迷いました。結論から言うと、宿根草は、一度根づけば、意外と水やりは必要ありません。特に、スイセンやヘレボルス、セダムなどの乾燥に強い品種は、週に1回の水やりで十分です。

私が実践している水やりのルールは、「土の表面が乾いたら、たっぷりと与える」というシンプルなもの。指を土に差し込んで、第2関節まで乾いていたら、水やりのサインです。ただし、夏の暑い日中に水やりをすると、葉っぱが焼けることがあるので、朝の涼しい時間帯か、夕方の日が陰ってから水やりをするようにしています。また、鉢植えの宿根草は、地植えよりも乾きやすいので、毎日チェックが必要です。私は、鉢植えのラベンダーだけは、夏場は朝と夕方の2回、水やりをしています。もう一つ、夏にやっておきたいのが、マルチング材を敷くこと。株元にバークチップやワラを敷いておくと、土の乾燥を防げるし、地温の上昇も抑えられます。私の庭では、ギボウシとヘレボルスの株元に、5cmくらいの厚さでバークチップを敷いています。これをやるようになってから、夏の水やりの回数が半分になりました。

秋:来年のための準備——剪定と冬越し対策

秋は、宿根草が冬に向けて準備をする時期です。「もう花が終わったから、そのまま放っておこう」と思いがちですが、ちょっとした手入れをすることで、翌年の花付きが劇的に変わります。私は、10月から11月にかけて、庭の宿根草の「冬支度」を始めます。

まず、花が終わった茎は、根元から切ってしまいます。ただし、種を楽しみたい場合(例:バプティシアやエキナセア)は、そのまま残しておいてもOKです。私は、バプティシアの種のさやを、冬の間のインテリアとして楽しんでいます。次に、株元に腐葉土や堆肥をかぶせる「土寄せ」をします。これ、「冬の寒さから根を守る」という意味と、「春の栄養になる」という二つの効果があるんです。私は、シャクヤクとバラの株元に、5cmくらいの高さで腐葉土をかぶせています。また、鉢植えの宿根草は、この時期に一回り大きな鉢に植え替えると、根がのびのびと育って、春の成長が良くなります。私は、3年に一度のペースで、鉢植えのラベンダーを植え替えています。注意してほしいのは、寒さに弱い品種(例:エキナセアやセダムの一部)は、冬の間だけ室内に取り込むか、不織布で株を覆って防寒すること。私の地域では、エキナセアは地植えでも冬越しできますが、寒冷地にお住まいの方は、必ず防寒対策をしてください。

宿根草を選ぶときの、よくある3つの誤解

長年、庭づくりをしていると、「宿根草って、こんなに簡単なんだ!」という声をよく聞く一方で、「思ったより長持ちしなかった」という声も耳にします。その原因の多くは、いくつかの誤解を持ったまま植物を選んでしまったことにあります。私もかつては、同じような間違いを犯した経験があるので、あなたにはぜひ避けてほしいなと思います。

誤解1:「宿根草は、何もしなくてもずっと咲き続ける」

「宿根草=手間いらず」というイメージを持っている人は、本当に多いです。確かに、一年草に比べれば手間はかかりません。でも、まったく何もしなくていいわけではないんです。最低限の水やりと、年に一度の肥料、そして枯れた葉っぱの除去は必要です。

私がこの誤解に気づいたのは、植えてから3年目のスイセンが、急に花を咲かせなくなった時でした。「何もしなくても毎年咲くはずなのに、なぜ?」と調べてみたら、球根が混み合って栄養不足になっていたのが原因でした。結局、秋に球根を掘り上げて、間隔を空けて植え直したら、翌年からまたたくさんの花を咲かせてくれました。この経験から、「宿根草は、完全放置ではなく、たまには様子を見てあげることが大事」ということを学びました。私が今やっているのは、月に一度、庭の宿根草を全部チェックして、「枯れた葉っぱがないか」「害虫がついていないか」を見ること。たったこれだけで、植物の健康状態がぐんと良くなります。

誤解2:「どんな場所に植えても、同じように育つ」

「日当たりが悪いけど、この植物は大丈夫かな?」と疑問に思ったことはありませんか?実は、宿根草は、日当たりや土の状態によって、育ち方がまったく変わります。例えば、日なたを好むシャクヤクを日陰に植えると、花が咲かないばかりか、株自体が弱ってしまいます。逆に、日陰を好むギボウシを日なたに植えると、葉焼けを起こして茶色くなってしまいます

私がこの誤解を痛感したのは、バラを日陰に植えてしまった時。南向きの花壇がいっぱいだったので、仕方なく東向きの壁際に植えたら、花付きが悪くて、うどんこ病にも頻繁にかかってしまいました。結局、3年後に日当たりのいい場所に移植したら、見違えるように元気になって、毎年たくさんの花を咲かせるようになりました。この経験から、「植える前に、その植物の好む環境をちゃんと調べる」という習慣が身につきました。もしあなたが「うちの庭は日陰が多い」というなら、ギボウシやヘレボルス、ラムズイヤーのような日陰でも育つ品種を選ぶのがおすすめです。逆に、「日当たりが良すぎて困る」というなら、セダムやエキナセア、ラベンダーのような乾燥に強い品種がぴったりですよ。

最後に——あなたの庭に合った、一生ものの宿根草を見つけてください

ここまで、長生きする宿根草の選び方と育て方について、私の実体験を交えながらお話ししてきました。最後に、あなたに一番伝えたいことは、「宿根草は、庭づくりのパートナー」だということ。一年草のように毎年植え替える必要がなく、年月をかけて少しずつ成長していく姿を見守るのは、本当に特別な喜びがあります。私も、10年前に植えたシャクヤクが、今年も見事な花を咲かせてくれたときは、何とも言えない達成感がありました。

「どの植物を選べばいいかわからない」という人は、まずは自分の庭の環境をしっかり把握することから始めてください。そして、あなたのライフスタイルに合った、育てやすい品種を一つ選んでみてください。最初は小さな苗でも、何年か後には立派に育って、あなたの庭を彩ってくれるはずです。私がいつも言っているのは、「庭づくりに正解はない。大事なのは、自分が楽しむこと」。ぜひ、あなたも長生きする宿根草と一緒に、何十年も楽しめる庭づくりを始めてみてくださいね。

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FAQs

Q: 長生きする宿根草の中で、初心者でも失敗しにくいおすすめはどれですか?

A: 私も最初の頃は何度も枯らしてしまったので、気持ちがよくわかります。そこで、まず挑戦してほしいのは「スイセン」と「ヘメロカリス(デイリリー)」です。この2つは、本当にほったらかしでも育つ強者で、私の庭でも15年以上、一度も枯れることなく咲き続けています。スイセンは球根を植えるだけで、あとは自然に増えていくし、ヘメロカリスは乾燥にも強くて、週末しか手入れできない方でも大丈夫。しかも、どちらも一度植えれば20年以上は楽しめるので、コスパも最強です。私がよく初心者の方に言うのは、「まずはこの2つで成功体験を積んでから、他の宿根草に挑戦してみて」ということ。最初から難しい品種に手を出すより、確実に育つものから始めるのが、長く庭づくりを楽しむコツですよ。

Q: 宿根草を植えるとき、土づくりで絶対に気をつけるべきポイントは?

A: これは本当に大事なポイントなので、しっかりお伝えしますね。一番の失敗原因は「水はけの悪い土に植えて根腐れさせること」です。私も最初の年に、庭の粘土質の土にそのままシャクヤクを植えたら、梅雨の時期に根が腐って枯れてしまいました。それ以来、植える前に必ず30cmくらい掘って、水がたまらないか確認するようにしています。もし水はけが悪いなら、腐葉土やパーライトを混ぜて土を改良するのが鉄則。特にシャクヤクやアイリスは、過湿に弱いので注意が必要です。また、植え付けのときに堆肥をたっぷり混ぜ込むことも長生きの秘訣。私の経験では、堆肥を混ぜた場所に植えた宿根草は、そうでないものに比べて、花付きが明らかに良くて、寿命も長い気がします。土づくりにちょっと手間をかけるだけで、その後何十年も元気に育ってくれるので、ぜひ実践してみてください。

Q: 長生きする宿根草を育てるのに、剪定や株分けは本当に必要ですか?

A: 正直に言うと、品種によって必要なものと、ほとんど不要なものがあります。例えば、スイセンやヘレボルス、バプティシアは、植えっぱなしでほとんど手がかかりません。一方で、ヘメロカリスやアイリス、ギボウシは、3〜5年に一度の株分けが花付きを良くする秘訣です。私も最初は「株分けなんて面倒だな」と思って、5年間も放っておいたら、アイリスの花が3つしか咲かなくて焦りました。でも、株分けした翌年には20以上の花が咲いて、驚きましたね。株分けは、スコップで株を掘り起こして、手で2〜3つに割るだけなので、そんなに難しい作業ではありません。また、バラやシャクヤクは、花が終わった後の剪定が大事。枯れた花をこまめに摘むだけで、次の年の花付きが全然違います。私がよく言うのは、「手間をかけた分だけ、植物は応えてくれる」ということ。完璧を目指す必要はありませんが、少しだけ気にかけてあげると、何十年も元気に咲き続けてくれますよ。

Q: 日陰の庭でも、長生きする宿根草は育てられますか?

A: もちろんです!日陰の庭こそ、長生きする宿根草の力を発揮できる場所なんです。私の庭は、午後からしか日が当たらない半日陰のエリアがあるんですが、そこではギボウシ(ホスタ)とヘレボルス(クリスマスローズ)が大活躍しています。ギボウシは、日陰でこそ葉っぱの色が鮮やかに出て、斑入りの品種なんかは特に美しい。しかも、ちゃんと育てれば20〜30年は楽しめるので、まさに日陰の庭の救世主です。ヘレボルスは、冬の終わりから春先にかけて咲く貴重な花で、日陰でも元気に育ち、30〜40年も生きるんです。私が特に気に入っているのは、落葉樹の下に植えたギボウシとヘレボルスの組み合わせ。春は落葉樹の葉が出る前にヘレボルスが咲き、夏は木陰でギボウシが涼しげに葉を広げる。この自然なサイクルが、手間いらずで美しい庭を作ってくれます。日陰だからといって諦めずに、ぜひこの2つから試してみてください。

Q: 記事で紹介された8種類の中で、特に「手間いらずで長持ちする」と思う品種は?

A: 私が実体験から断言できるのは、「スイセン」と「バプティシア(ニセアイ)」の2つです。スイセンは、球根を秋に植えるだけで、あとは何もしなくても年々増えていきます。私の実家では、母が結婚したときに植えたスイセンが、もう30年以上も毎年春に咲き続けていて、しかもどんどん広がっている。まさに「植えっぱなしで半永久的に楽しめる」代表格です。一方、バプティシアはあまり知られていませんが、これが本当にすごい。深く伸びる根のおかげで乾燥に強く、水やりを忘れても全然平気。私の庭では、10年前に植えた株が今も毎年たくさんの花をつけていて、しかも病害虫のトラブルはゼロ。唯一の欠点は成長が遅いことですが、その分、年月をかけて見事な存在感を発揮します。もし「週末しか庭の世話ができない」「できるだけ手間をかけたくない」というなら、この2つは絶対に外せない選択肢ですよ。